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『ユニオンスクゥエアの線』

20090317

黄ばんでしまった当時(1996年10月6日)の新聞

1984年 油彩 162センチ×194センチ

『ユニオンスクゥエアの線』

― 佐野 ぬい ―

   

「空や海の色といいたいけれど、本当は存在しない抽象的な色、心理的な色ですよね、

青は。私は自然とは反対の方へ行きたい、もっと人間的というか人間の生み出した美

というものにひかれますから、青が使いやすい。都市空間が好きだったんですね。弘前

から東京へ出てきたのも、パリに近いと思ったから。赤い靴の女の子みたいに、横浜あ

たりから連れてってもらおうとなんて思っていました。でも絵としてはアメリカの都市の機

能美のようなものがいいですね。人工的なものの配置がとてもうまくいっていて、そのま

まぴたりと絵になる。もの珍しくてこちらも気分よく走り回る。暗い気持ちでは描けません。

絵なんてそんな深刻なものじゃないんですから。だからこれは好奇心をもって走り回って

いる絵、ですね。」

   

わたしはレトロ好きである。

でもぬい先生と同じように正反対の都市が好きだ。

けして完全自然派志向ではない

「人間の生み出した」ものが好きなのだ

「人間好き」なのである

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