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イントゥ ザ ワイルド

大概映画を見ると眠れなくなる。眠れない映画ほど印象深い
いつ公開だったかなぁ
病院帰りに乗った山手線の中の広告がすべてこの映画の宣伝だったことがある
一人の青年のフィクションに基づくというには何か?を感じるものだった
監督はショーン・ペン
そして「蜘蛛女のキス」など一時期人気を誇ったウィリアム・ハートが父親役
続きはネタばれ

真実を知るまでに出会ういろんな人たちからの肌で感じるぬくもり
そのことから導かれるやがて彼が感じることのできる気づき
最後養子にしたいとまで言ってくれた一人暮らしの老人の言った言葉
「教会などきみは行かないだろうが私達は大きな力、愛を受けてる。それが神だよ」
それがわかる時は光に包まれる時かもしれない、と山のいただきで寝転がりながら話ししていた時に雲がきれて2人を陽射しが思い切り照らし、2人は大声で笑うのだ
やがて本当にその時がくるのだけれど
人は成長するひとつの過程として反抗期なるものがあると思う
自分はこの世の中で大事にされる特別な生き物だと思っていたのにどうやら違うらしいと気付き始める頃。今は家庭も複雑怪奇過ぎて順当にそれを向かえられないみたいだけど
世の中すべてが嫌になり自分だけの力でただ生きてみたい、古代の人々のようにただ生きるだけ
凡人はそれを実行する能力もないしそこそこ小さな反抗期を乗り越えて大人になるんだろうけどこの彼はハーバード大学院進学を置き去りにして実行に移したのだ
大きな力を神というなら神はとてつもない代償と引き換えに彼に気づきを与えた。
彼は雲の切れ間から射した光の中で家族の絆を掴んだのだ

一枚だけ彼自身で撮った写真が残されていた

家族には彼の思いが伝わる一枚であっただろうか

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