エル・グレコとラファエロと上野の桜
午後も1時を過ぎてやっぱり出かける気になって上野まで。
上野の桜
実は初めて。
ニュースで見る人混みもどこのことかと思っていた。
途中晴れ間もでてきた日曜
みごとにはずれた天気予報
そのせいか思ったほどの人だかりではなかった
お目当ては『エル・グレコ』
4年ぶりの都美術館
卒展以来だ。
期待していたよりずっとボリュームもあった
今何かと騒がしているキプロスの近くのクレタ島出身で建築にも造詣が深く、
実験的で研究熱心だったエル・グレコのことあまり知らなかったんだなと気づかされた。
今日は奮発して案内のイヤホンを聞きながらだったせいかもしれないけど
ゆっくりじっくり1時間半。
この荘厳な絵を前にして祈りをささげる気持ち
あらためてキリスト教を勉強しなければと思った
エル・グレコは4/7まで。
満足して一息ついてさて、同じ上野で展示されている
『ラファエロ』
見る?
いや、一日に2展示はきついでしょ。
いや、どうせくるんだ
時間は4時をまわってる
混み具合はどうかな?
並んでない。。。
ええい!
『ラファエロ』
エル・グレコの灰がかった色とは違い、なんと色のきれいなことか。
さすがイタリア。
グラツィア「優美」
ラファエロの絵を初めて見たのは子どもの頃の
「少年少女世界文学全集」
本の厚みとラファエロの聖母子像にずっしりと重みを感じたのだった
ラファエロはとても穏やかだった人柄もあり弟子も多く今回の展示は
彼の周りの人たちの作品も多かった
1時間ぐらいで見終わった
最後までたどり着けば再度最初のブースにもどれたようだが
残念ながら時間切れ
いや、やはり2展示はきつい
足がというより頭がいっぱいになり混乱しそうだ
図録をめくりながらゆっくり思い出そう
ラファエロはミニ図録があり今回はそちらにした
ピンクの袋にいれてくれた
思いきって行ってよかった
桜見物のおまけもついたしね。
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